10文字以下 601-700
たった一言に救われる
中途半端な優しさ
どうか、幸せに
癒えない事情
君を定義するもの
時にあなたは残酷で
優しさの中にある嘲り
明日も共に
時に奪われた記憶
優しい理由

鉄格子の向こう側
傷つけて笑う歪んだ顔
僕たちの隠れ場所
最後に笑うために
見透かされた虚勢
眠りを呼び覚ます声
残されたのは足跡だけ
誰も近づけないように
枯れた花園の中で眠る
駆け引きは崖っぷち

探し求めた君
とある高貴な方の理屈
これで終わりにしよう
百回目のアプローチ
人使いの荒い天使
絵本の中の王子様
幻に恋した少年
白昼堂々のお忍び
君の声を届ける配達人
最後に笑うために

置き去りにされた感情
乾いた瞳が濡れた日
笑うためにここにいる
決して笑わない瞳
これが選んだ道だから
透明な人、不透明な人
決して許せぬ契り
忘れてしまった約束
君が私で、私が君で
いつでも笑っていた

空に咲く華
蛍の光に導かれる
長く続く静寂の世界
降り積もるイタみ
赤く染まる瞳
途切れた道
あなたが定めた罪の味
虚無に囲われる
光に還れない
森の奥深くへ踏み出す

流れ流されるままに
僕らの始原の場所
反射する想い
沈んだ笹舟
閉ざされた扉は重く
春を告げる声
こんなにも幸せなのに
消えた思い出
砂に染み込む涙
優しすぎた家族

遠い約束
巡り巡る巡り逢い
誰のための同情
うずくまる小さな君
高い壁など飛び越えて
笑う影
空っぽの籠
星空に散った願い事
愛の鉄拳
笑ったもの勝ち

あなたの中にいる私
こんな現実は認めない
思いっきり泣き叫ぼう
君の嘆きを知ったとき
君の一番になりたくて
君が降らせた真夏の雪
臆病な裏と勇敢な表
天邪鬼の恋
頭を抱えて三千里
降り積もる痛み

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